不登校は、ある日突然「もう無理だ」と爆発するわけではありません。 実際には、その前にいくつもの“サイン”が出ています。
でも、心が限界に近づいている時ほど、本人はそのサインに気づけません。 むしろ「気のせい」「疲れているだけ」と自分を責めてしまうこともあります。
ここでは、僕が不登校になる前に実際に経験した“5つの前兆”を、親御さん向けに分かりやすくまとめました。 お子さんの変化に気づくきっかけになれば嬉しいです。
1. 人の目を過剰に気にするようになる
誰でも多少は周りの目を気にします。 でも、心が限界に近づくとその度合いが一気に強くなります。
僕の場合は、
- 電車で周りの視線が怖い
- 「悪口を言われている気がする」と思い込む
- 仲間外れにされている気がする
など、根拠のない不安がどんどん膨らんでいきました。
これは、心が疲れすぎて“自分を守るために敏感になっている状態”です。
親御さんには、 「気にしすぎ」ではなく、心のSOSだと受け止めてほしいです。
2. 音や光に敏感になる
僕は不登校になる前、音や光に異常に敏感になりました。
- 小さな物音が気になる
- 光がまぶしく感じる
- 寝つきが悪くなる
- 眠りが浅くなる
これは、心が疲れている時によく起こる反応です。
親御さんが気づきやすいポイントは、 「いつも気にしないはずの音や光にイライラしている」という変化です。
3. 人混みに行けなくなる
人混みが苦手な人は多いですが、心が限界に近づくとそのレベルが違います。
僕は、
- 頭痛
- 気分の悪さ
- 異常な疲労
- その後1日寝込む
という状態になりました。
外出がしんどくなると、
- 「外に出たくない」
- 「人に会いたくない」
- 「家にいたい」
という気持ちが強くなります。
親御さんには、 「怠けている」ではなく、体と心が悲鳴を上げている状態だと理解してほしいです。
4. 周りの人が“敵”に見える
これは本当に危険なサインです。
僕は、周りの人が話しているだけで、
- 自分の悪口を言っている
- 笑われている
- 嫌われている
と勝手に思い込んでいました。
友達のLINEも返せなくなり、既読をつけるのすら怖くなりました。
これは、心が疲れすぎて「人間関係を正しく認識できなくなる」状態です。
親御さんには、 子どもが人間関係を怖がり始めたら、すぐに休ませることが大切だと伝えたいです。
5. よく寝る or 眠れない
睡眠の乱れは、心の不調の大きなサインです。
僕は、
- 眠れない日が続く
- 逆に異常に眠り続ける
- 生活リズムが崩れる
という状態を繰り返していました。
睡眠が乱れると、心も体もどんどん疲れていきます。
親御さんが気づきやすいポイントは、 「寝ても疲れが取れていないように見える」という変化です。
最後に:親御さんへのアドバイス
これらのサインは、僕が不登校になる前に実際に経験したものです。 当時は気づけなかったけれど、全部「助けを求めるサイン」でした。
親御さんに伝えたいのは、
- 子ども自身は前兆に気づけない
- 気づいても「気のせい」と自分を責めてしまう
- 無理をすると一気に限界が来る
ということです。
だからこそ、親御さんが気づいてあげることがとても大切です。
そして何より、
- 否定しない
- 急かさない
- 「休んでいいよ」と伝える
- 子どものペースを尊重する
この4つが、子どもにとって一番の支えになります。
不登校は「終わり」ではなく、 子どもが自分のペースを取り戻すための休養期間です。
親御さんには、子どもの心が回復するまで、そっと寄り添ってあげてほしいです。
参考になればうれしいです。
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