通信制高校は本当に大丈夫?不登校経験のある僕が1年で気づいた“親が知るべきリアル”と向き合い方

通信制高校は「不登校になったから行く場所」ではなく、自分のペースで学べる新しい選択肢です。 僕自身、通学がしんどくなって通信制に転入しましたが、1年通ってみて分かったことがあります。 ここでは、当事者として感じたリアルを、親御さん向けにお伝えします。

1. 通学がしんどい時はオンラインに切り替えられる安心感

僕が通っているサポート校は、通学が難しい時はオンラインに変更できる仕組みがあります。

「今日はどうしても行けない…」 そんな日でも、オンラインなら授業を受けられることがあります。

先生もオンラインでサポートしてくれるので、 「行けない=勉強できない」ではありません。

全日制のような“毎日行く前提”ではなく、 塾+学校の中間のような柔らかい仕組みが心の負担を減らしてくれました。

親御さんに知ってほしいのは、 「行かなきゃいけない」というプレッシャーが子どもを一番苦しめるということです。

2. 自己管理は必要だけど、想像よりは難しくない

通信制高校では、

  • レポート提出
  • オンライン授業
  • 自分で学習計画を立てる

などの自己管理が必要です。

最初は不安でしたが、実際は1週間あれば終わる量で、そこまで重くありません。 ただ、油断すると溜まるので「今日はこれだけやる」という小さな目標が大事です。

親御さんには、 “やらせる”よりも“見守る”スタンスがちょうどいいと思います。

「計画立てなさい」と言われると逆にしんどくなることもあります。

3. 友達は作ろうと思えば作れるけど、無理に作らなくてもいい

通信制にも、

  • 部活
  • イベント
  • 生徒会

があります。

友達は作ろうと思えば作れますが、 転入してくる人は事情を抱えていることが多く、控えめな子が多い印象です。

僕自身、深い友達はまだいませんが、話しかければ普通に会話できます。 「友達がいないとダメ」という空気がないのが通信制の良さです。

親御さんには、 「友達できた?」と焦らせるより、 子どもが安心できる人間関係をゆっくり築ける環境だと理解してほしいです。

4. 時間の自由度が高いからこそ、心の回復が進む

通信制の最大のメリットは、時間の自由度が高いことです。

好きなことに時間を使えるし、 メンタルがしんどい時はしっかり休むこともできます。

僕も一時期は何もできず、時間を無駄にしているように感じました。 でも今思えば、それは必要な休養期間でした。

心が疲れている時は、動けないのが普通です。

自由な時間があるからこそ、 自分のペースで回復できるのが通信制の強みだと思います。

5. 時間割も校則もほぼない“縛られない学校”

通信制高校は、

  • 時間割がない
  • 校則がゆるい
  • 好きな格好で登校できる

という自由さがあります。

全日制のように「決まった時間に動く」ことが苦手だった僕には、 この自由さが本当に助けになりました。

親御さんには、 「自由=怠ける」ではなく、「自由=自分のペースで生きられる」と捉えてほしいです。

6. スクーリングは学校によって大きく違う

スクーリングは年に数回、会場に行って授業を受ける日です。 僕の学校は年6回ほどで、宿泊はありません。

宿泊型のスクーリングはしんどい人も多いので、 通信制を選ぶ時は、

  • 回数
  • 場所
  • 宿泊の有無

を必ず確認することをおすすめします。

子どもの性格や体力に合うスクーリングを選ぶことが大事です。

最後に:親御さんへのアドバイス

通信制高校は、 「逃げ場」ではなく「自分のペースで生き直せる場所」です。

子どもは、しんどい時は休んでいいし、 動ける時に少しずつ進めばいい。

親御さんにできる一番のサポートは、 “急かさないこと”と“否定しないこと”です。

  • 「なんで行けないの?」
  • 「もっと頑張りなさい」
  • 「このままで大丈夫なの?」

こうした言葉は、子どもを追い詰めてしまいます。

代わりに、

  • 「あなたのペースでいいよ」
  • 「困ったらいつでも相談してね」
  • 「できていることを一緒に見つけよう」

と声をかけてもらえると、子どもは安心して前に進めます。

通信制は、ゆっくりでも確実に成長できる場所です。 子どもが自分のペースで歩き出すのを、そっと支えてあげてほしいです。

参考になれば幸いです。

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