不登校から通信制高校へ転学して1年|僕が感じた変化とまだ残る不安の話

1:通信制高校へ転学を決めるまで

通信制高校に転学すると決めるまで、正直めちゃくちゃ時間がかかりました。 周りの友達はみんな全日制に通っていて、自分だけ“普通じゃなくなる”ような気がして、不安の方が大きかったんです。 「みんなと違う道に行くのってどうなんだろう」 「自分だけ取り残されるんじゃないか」 そんな気持ちがずっと頭の中にありました。

でも、あの時の僕の状態では全日制に通うのは無理でした。 朝になると体が重くて、学校のことを考えるだけで胸が苦しくなる。 行こうとしても足が動かない日が続いて、 「このままじゃ本当にダメになる」 と自分でも薄々感じていました。

そんな時、親が 「療養しながら、自分のペースで通える通信制の方がいいんじゃない?」 と言ってくれました。

その言葉を聞いた瞬間、少しだけ気持ちが軽くなりました。 “逃げじゃなくて、選び直していいんだ” そう思えたのは、この時が初めてでした。

ただ、転学の手続きは親が本当に大変そうでした。 学校との話し合い、新しい学校との調整、必要書類の準備…。 僕はその頃、外に出ることすら難しくて、ほとんど何もできませんでした。 今思うと、あの時の親には感謝しかありません。 不登校って、本人だけじゃなくて親も一緒に戦っているんだなと、後になって気づきました。

 2:全日制高校へ最後の挨拶に行った日

転学が決まって、親と一緒に全日制高校へ最後の挨拶に行きました。 正直、めちゃくちゃ緊張しました。 担任の先生はずっと僕のことを気にかけてくれていたので、 「卒業までいけなくてすみません」という気持ちが強かったです。

でも先生は、 「無理しなくていいよ。自分のペースで進めばいい」 と言ってくれました。

その言葉を聞いた瞬間、涙が出そうになりました。 あの時の僕には、その一言が本当に救いでした。

転学先での生活が始まってみると、全日制では考えられないような勉強の仕方や、知らなかった世界が広がっていました。 少しずつ気持ちも落ち着いていって、 「ここならやっていけるかもしれない」 と感じる瞬間も増えていきました。

もちろん、全部が順調だったわけではありません。 頑張りすぎてしんどくなる時期もあったし、思うようにできないことも多かったです。 でも、通信制は今の僕には合っていると思います。

転学って不安の方が大きいけど、合わないなら思い切って環境を変えるのもアリだと思います。 ただ、自分の体調や通えるかどうかはちゃんと見た方がいい。 僕は週2回が限界でした。

転学先の面接で 「症状が悪化して腐る前にうちに来てください」 と言われたのも、決め手のひとつでした。 あの言葉は今でも心に残っています。

3:通信制高校での生活と、今の僕の気持ち

通信制に転学して一年たちましたが、まだ自分一人で通うのは難しいです。 理由は自分でもよく分からないけど、とにかく怖いし不安で、今も送迎してもらっています。 「行ける日」と「行けない日」があって、気持ちが安定しない時期もあります。

それでも、転学してよかったと思っています。 しんどい時は休ませてもらえるし、先生たちも柔軟に対応してくれるので安心できます。 全日制の頃のような“無理してでも行かなきゃ”というプレッシャーがないだけで、心の負担が全然違います。

メンタルが崩れることも多いから、 「このまま通い続けられるのかな」 と不安になることもあります。 でも、休む時は休んで、体調を整えることが大事だと思っています。 分かっていても難しいけど、それでも少しずつ前に進めている気がします。

どうやってバランスを取るかが、今の僕の課題です。 焦らず、自分のペースでやっていくしかないんだと思います。

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