メンタルクリニックに通い続けていると、薬が変わるタイミングが必ず訪れる。今回の通院では、これまで飲んでいた錠剤から漢方薬へと変更になった。医師から説明を受けたとき、正直なところ「漢方って苦いやつだよな」という思いが頭をよぎった。薬が変わること自体にも不安があったが、それ以上に“飲み続けられるのか”という心配が大きかった。
1. 実際に飲んでみた漢方の苦味と飲みにくさ
想像以上に強かった苦味
実際に処方された漢方を飲んでみると、想像していた通りしっかりと苦味があった。粉薬特有の風味が口の中に広がり、最初の数日は飲むたびに気持ちが沈んだし、何度やめようと思ったかわからないほどだった。飲む前に深呼吸して覚悟を決めるような感覚で、毎回ちょっとしたストレスになっていたと思う。
オブラートで工夫してみたけれど…
どうにかして続けられる方法はないかと考えている途中、親から「オブラートを使ってみたら?」と言われ、市販で売られているオブラートを試してみることにした。苦味を感じずに飲めると思ったが、これが思ったより難しかった。
オブラートに包んだ漢方は喉に引っかかりやすく、飲み込むのに時間がかかる。水を多めに飲んでも、喉の奥で止まってしまうような感覚があり、最初の頃は毎回苦戦した。また、たまに飲み込むのをミスって漢方が口の中に広がり、結局苦味をダイレクトに味わってしまったこともある。 「苦味を避けるための工夫」が逆にストレスになる瞬間もありました。
2. 漢方は副作用が少ないけれど続けにくいという現実
漢方薬は一般的に副作用が少ないと言われている。体に優しいイメージもあるし、医師も「合う人には合うよ」と説明してくれた。ただ、「飲みやすさ」という点では錠剤よりもハードルが高いと実感した。
味や匂いが気になり、飲む前に気持ちが構えてしまう。毎日続けることが大切だと分かっていても、飲む瞬間のストレスが積み重なっていくのを感じた。 「体に良いものでも、続けられなければ意味がない」という現実に気づき始めたのもこの頃だった。
3. 三週間続けても慣れなかった自分の葛藤
それでも、医師が必要だと判断して処方してくれた薬だ。自分の体調が少しでも良くなるならと考え、なんとか三週間ほど飲み続けた。しかし、三週間経っても漢方の飲みにくさには慣れなかった。
オブラートを使っても喉に引っかかる感覚は残り、飲むたびに「またか」と気持ちが重くなる。飲む前に気合いを入れないといけない薬というのは、思っていた以上に負担が大きかった。 続けるべきか、医師に相談すべきか、自分の中で答えが出ないまま日々が過ぎていった。
4. 薬の変更で気づいた“続けやすさ”の大切さ
今回の経験を通して、薬の効果だけでなく「飲みやすさ」や「続けやすさ」も大切な要素だと改めて感じた。どれだけ良い薬でも、毎日飲むことが負担になってしまえば意味が薄れてしまう。
治療は医師と自分の二人三脚で進めていくものだとよく言われるけれど、その意味が少しわかった気がする。自分に合った治療を見つけるには、医師に正直に伝えることも必要だと思った。
5. 次の通院に向けて考えていること
三週間続けても慣れなかった自分は、このまま続けるべきなのか、それとも別の方法を相談すべきなのか。次の通院でどう話すかを考えながら、今の気持ちを整理してます。
薬が変わったことで感じた戸惑いや苦労は、正直言ってまだ慣れない。でも、こうして記録に残すことで、自分の気持ちを客観的に見つめることができる気がします。同じように悩んでいる人にとっても、少しでも参考になれば嬉しいです。
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