親との距離感で悩んでいた僕が気づいたこと|不登校中に感じた本音と変化

不登校になって家にいる時間が増えると、どうしても自分のことを考える時間が長くなる。周りの友達は学校に行っているのに、自分だけ止まっているような感覚。焦りや不安が胸の奥に溜まっていく。そんな時、僕が一番気になっていたのは「親との距離感」だった。

親は僕に対して、何も言わなかった。 「これをしなさい」 「早く学校に行きなさい」 そんな言葉はほとんどなかった。

普通なら「優しい親だ」と思えるのかもしれない。でも当時の僕は、そうは感じられなかった。 むしろ逆だった。

「俺って、誰にも頼られてないのかな」 「必要とされてないのかもしれない」

そんなふうに思ってしまった。 親が何も言わないことが、僕には“無関心”に見えてしまったのだ。

でも、ある時ふと気づいた。 親は僕に何も求めていなかったんじゃない。 ただ、僕が動き出すのを待ってくれていただけなんじゃないか、と。

1. 親が何も言わなかった理由に気づいた瞬間

ある日、母が夕飯を作りながら何気なく言った。

「あなたが自分で動きたいと思った時に動けばいいよ」と

その言葉を聞いた瞬間、胸の奥が少しだけ軽くなった。 「何も言わない=放置」だと思っていたけれど、実はそうじゃなかった。

親は、僕が無理に頑張って壊れてしまうことを一番心配していた。 だからこそ、あえて何も言わなかったのだと気づいた。

親の沈黙は、僕を突き放すためのものではなく、 僕のペースを尊重するための沈黙だった。

この気づきは、僕の中で大きな変化を生んだ。

2. 「頼られていない」ではなく「信じられていた」

不登校の時期は、自分の価値が見えなくなる。 学校に行っていない自分はダメなんじゃないか。 周りに迷惑をかけているんじゃないか。 そんな思いが頭の中をぐるぐる回る。

だからこそ、親が何も言わないと 「期待されていない」と感じてしまう。

でも今振り返ると、親は僕を信じていたのだと思う。

「この子は自分で考えて、自分で動き出せる」 そう信じていたからこそ、余計な言葉をかけなかった。

親の“何もしない”という選択は、 実は僕を信じているからこそできた行動だった。

3. 親との距離感が変わった瞬間

気づいてから、僕は少しずつ親との距離感が変わっていった。

以前は、親の沈黙が怖かった。 でも今は、その沈黙の意味を理解できる。

親は僕を見守ってくれていた。 僕が立ち止まっている間も、焦らせず、責めず、ただ待ってくれていた。

そのことに気づいた時、 「親に頼られていない」という思い込みは消えていった。

代わりに生まれたのは、 「親は僕を信じてくれていたんだ」という安心感。

そこから、僕自身も少しずつ前に進めるようになった。僕が調子を少しづつ戻していったころに親が「どこか出かける?」とか言われてそれでようやくわかった。

4. 不登校の自分を責めなくていい

不登校は、決して「弱さ」ではない。 そして、親が何も言わないからといって、 あなたが必要とされていないわけでもない。

親は、あなたが自分の力で歩き出すのを待っているだけかもしれない。 その沈黙には、言葉以上の優しさが込められていることもある。

僕が気づいたように、 あなたもいつか「親の本音」に気づく瞬間が来るかもしれない。

 最後に

親との距離感に悩むのは、決して悪いことではない。 むしろ、それだけ親との関係を大切に思っている証拠です。

僕は、不登校という時間を通して、 親の沈黙の意味を理解できた。 そしてその気づきが、僕を前に進ませてくれた。

もし今、同じように悩んでいる人がいるなら、 焦らなくていい。 親の言葉の裏にある“想い”は、きっとあなたを否定するものではない。うちの親はあまりしゃべらなかったがぎゃあぎゃあ言う親も実際心配しています。

だから、あなたは必要とされている。 そして、あなたのペースで進んでいいです。

参考になれば幸いです。

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